温活料理教室の青木恵美子です。
実家ではいつもお団子を祖母が作っていました。
お団子見ると祖母を思い出します。
・米粉ともち粉の違い
・製菓用米粉とは
・だんごの粉とは
・粉の陰陽
・身体を温めるお団子レシピ
またお月見
お月見に欠かせないのが月見団子のお供えですね
お団子どんな粉で作りますか
お団子を作る粉の種類
粉の種類が
白玉粉、上新粉、だんご粉
とありますが
何が違うのでしょうか?
その違いには
米粉の成分、
製造法で違ってきます。
上新粉(じょうしんこ)
精白したうるち米を水洗いして水切りし、しばらく乾燥させてから製粉したもの。
名前の由来は、上等な「新粉」の意味。色が白く歯ごたえのあるものが上質とされる。
地元で製粉されて、道の駅などで販売されている、米粉などの表示は上新粉が多いです。
うるち米ではアミロースが約20%、アミロペクチンが約80%になり、
上新粉だけでお団子を作るとしっかりした食感の堅めの食感のお団子ができます。
餅粉(もちこ)
もち米を水洗いして水切りし、しばらく乾燥させてから製粉したもの。(製法は上新粉と同じ)
白玉粉より粒は粗い。
地元の道の駅などで餅粉と表示されている粉があります。
もち米ではアミロースをほとんど含んでいなく。
枝分かれしたアミロペクチンをもち、枝部が他の澱粉の枝部と結合し粘性を持ちます。
粘りが強く、冷えても固くなりにくい性質があるので、
冷めてももちもち柔らかいお団子ができます。
白玉粉(しらたまこ)
もち米を水挽製法により粉にしたもの。餅粉より粒は細かい。製造に手間ひまがかかるため、一般に上等品の扱い。
別名:「寒ざらし粉」(昔は寒中に手間ひまかけて作られたことから)。
もち米ではアミロースをほとんど含んでいなく、ベースはアミロペクチン。
アミロペクチンを
粘りが強く、冷えても固くなりにくいことから、
時間がたっても柔らかいお団子を作る事ができます。
だんごの陰陽
もちを陰陽で考えると、
うるち米に比べて少々陰性になります。
もち米を粉にして「捏ねる」という陽性の力を加えることで、
陰は陽を引きつけるという陰陽の法則から、
炊いたごはんより陽性になります。
この陽性さで体を温めつつ、
もとの陰性な作用で締まりすぎを防いで、
代謝を促してくれるので身体を温めたい、これからの季節にぴったりの食材です。
ただとても凝縮されていて、少々消化に時間がかかるので、
胃腸が弱い方は、頻繁に摂取するのは気をつけて下さい。
また、パンにもお菓子にも使える
製菓用米粉とは
特殊製法により、小麦粉の約1/2の粒子にまで粉砕した超微粒子のお米のパウダー。従来では使えなかったパンやお菓子にも使えるようになりました。
ただお団子にすると、粒子が小さすぎる為、ぎゅーと詰まっただんごになってしまい、固いお団子になってしまいました。
だんご粉(だんごこ)
うるち米・もち米を精白し、水洗いして、しばらく水に漬けた後、粉砕(製粉)し、乾燥したもの。
メーカーによってうるち米ともち米の配合比は異なってきます。
うるち米ともち粉をブレンドして使う事によって
時間がたっても固くならず、柔らかすぎないお団子を作る事ができます。
だんごの粉は
私は割合としては
うるち米:もち米=7:3で作ると
もちもちしながら柔らかく、硬くなりにくいので美味しいです。
身体の温まる白玉レシピ♪
白玉粉は
柔らかくてつるんとして大好きな食感です。
十五夜
お団子
今回は
体の温まる生姜シロップもつけて、
とろーり、もちもち、スッキリ楽しめるスイーツレシピです💕
ごま蜜だんごジンジャーシロップ餡
材料 (2人分)
白玉粉 100g
水 約90g(粉の種類のよって違ってきます)
◎黒練りごま 25g
◎はちみつ 15g
《生姜みつあん》
水 100cc
生姜汁 小さじ1
甜菜糖 大さじ1
葛粉5g
塩 ひとつまみ
【作り方】
1、白玉粉に水をいれ耳たぶくらいの固さにこねる。
2、◎を合わせごまあんをつくる。
3、ひとくちの大きさに1で2を包む。
4、沸騰したお湯に入れ、浮いてきてから1~2分ゆでる。
5、氷水に取り冷ます。
6、シロップの材料をあわせ火にかけ、とろみがついてきて滑らかになるまで2~3分加熱する。
5だんごをたれにからめ器に盛り付ける。
生姜風味のシロップでさっぱり、代謝をアップ
もちもちお団子を食べると中からとろーりゴマだれが、
食べると2度美味しいお団子です。
この記事へのトラックバックはありません。