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マクロビオティックは肉を食べてはいけない?
私がマクロビオティックを勉強しようと思ったのは
17年前
子供がアトピーになったのがきっかけでした。
当時は、重度のリュウマチの姑
肺気腫を持った舅、花粉症の旦那など薬浸け一家で
自分で何か家庭でできる事はないかと
マクロのマクロとはも分からず、
食事で体をなおす「食養法」がある。という情報を聞き
子供を保育園に預け勉強に通いました。
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マクロビオティックとは
「マクロ」は、大きい・長いという意味です。
「ビオ」は、生命のこと。生物学=バイオロジーのバイオと同じ語源です。
「ティック」は、術・学を表わします。
この三つをつなげると、「生きるための理論と方法」
という事になります。楽しく生きて過ごす為の方法をわかりやすく陰陽で伝えています。
そして、陰陽を知ると「いろいろな方向から生命や地球の動きを見ること」ができるようになります。
マクロビオティック=「玄米菜食」のように思われがちですが、
食事だけでなく、生き方(ライフスタイル)そのものを指します。
難しく考えず、季節を感じたり、野菜の育つ様子を感じたり、
自然の流れや秩序に沿って生きることで、
健全で平和的に過ごすことができるというのがマクロビオティックの教えです。
朝起きて太陽の光が気持ちよく感じたり
寒い日に、温かいスープが美味しく感じたり
そんな何気ない自然の流れの中に
陰陽がかくれています。
栄養士として栄養学視点で食事を見ていましたが
当時陰陽で食べ物を感じる事、「目からうろこ」
はじめて学ぶ事ばかりでとても新鮮で面白かったのを思い出します。
私はといえばビーガン「完全菜食主義」ではありません。
お肉も少しですがいただきますし、お魚も卵もたまにいただいています。
マクロビオティックって肉を食べてはいけないの?
健康合宿に参加された生徒様
マクロビオティックという食事(肉なし)を5日間続けたそう
その結果
「無性に肉が食べたくなった」
そうです。
帰りの電車の中では
がまんできず
帰ったら
300gがっつりステーキが食べたくて仕方がなくなったそう
何でこんなに肉を欲しがってしまうのか
マクロビオティックは肉を食べちゃいけないのか
という話でした。
マクロビオティックは肉を食べてもいい
マクロビオティックは肉を食べてはいけないわけではありません。
私も以前勉強したては
肉はいけないと
食卓から徐々に肉を減らし
玄米を炊き
徐々にベジ生活に。
続けていくうちに
子供達が風邪をひきにくくなったり
便秘が解消されたり
体が軽くなったり
嬉しい事も沢山感じられました。
それは
まずは
添加物や、食毒を避けてきた事も大きかったと思います。
ただ、食卓から肉や魚が消えてしまうと
家族の関係性から難しさを感じました。
久しぶりに出してあげるお肉をすごく喜んでくれたり
主人もお肉を食べた方がやる気が出てきたり
だんだん完全ベジを続ける事は苦しくなり
時々肉魚を入れるようになっていきました。
玄米は家族の為に
雑穀分付き米
時々肉食に切り替えました。
その方がライフスタイルにも、家族にもストレスがなくなってくるのが
わかりました。
肉が良くないと言われている点
私も産直委員で現場視察に行った時、密飼いの現状のお話や
ストレスたっぷりで生かされている動物の現状を聞くことができました。
成長促進剤
食肉用の家畜を育てる時に、
すでにEUでは使用が禁止されているのが「成長促進剤」です。
多くの畜産業者では、畜肉となる動物・鳥を短期間で効率よく肥育するために成長ホルモン剤が使われています。
成長ホルモンの投与に時間がかかっていた成長が最短15週間で出荷されることも少なくないそうです。
我が家の実家は酪農を営んでいたので
牛の現実のお話痛感します。
そして、投与された成長ホルモンの一部は食肉の中に留まり、私たちの体の中へと取り込まれることになるのです。
抗生物質
食肉を作る時、狭いスペースで大量飼われストレスの中、病気を予防し、出荷するまでの死亡率を下げる目的で、
抗生物質入りのものが輸入肉中心に出回っています。
抗生物質入りの餌を食べた動物たちは、抗生物質漬けにされることで薬が効きにくくなる「耐性菌」の出現という新たな問題がでてきます。
健康な体の中にはたくさんの常在菌が存在し、体に良い役割を持つものも多くいます。
抗生物質を常食することで、そうした常在菌すらも駆逐する可能性が高いのです。
中には免疫系と連携している菌も少なくなく、
それが減ることで病気にかかりやすい体になってしまう可能性があるのです。
まずは
どこで作られて
どのような餌を食べて育ったか
生産者の見えるお肉を購入することが大切です。
私の購入しているところ
豚肉
https://www.yotuba.gr.jp/seisansya/nakatumeet.html
みかも牛
http://www.0298.biz/commodity.html
鶏肉
http://yotsubacoop.jp/wp-content/uploads/2017/09/P02.pdf
肉の陰陽
人間は陰陽比べた時、「陽性」になります。
植物は 「陰性」
肉は「陽性」になります。
陽性の「人間」が陽性の「肉」を食べ過ぎてしまったら
両方陽性になりすぎてしまうので、バランスがとれなくなってしまいます。
だからこそお肉「陽性」を食べたら、野菜「陰性」をしっかり食べる事が大切です。
お肉は体を温める
お肉は陰陽で言うと「陽性」
寒い国の人たちは
アザラシや、鹿肉などお肉を良く食べます。
寒い国では
お米も育たないし、周りに栄養源としてある物はお肉。
体を温めるのに、お肉が必要なのです。
ただ、冷え性だから
お肉を食べましょうではありません。
お肉の選び方も載せましたが
まずは質を選ぶ事
添加物や、農薬、はとても体を冷やします。
また
肉の脂の部分も体を冷やしますし、毒素がたまりやすい部分でもあります。
食べるのであれば、赤身を選ぶようにしましょう。
そして陽性のお肉の食べ過ぎは、
血管が締まって弾力をなくしてしまい、血液のめぐりが悪くなり、便秘や、陽性の冷えを招いてしまいます。
肉は酸性
肉、牛乳やチーズなどの乳製品など動物性食品は「酸性食品」で、
野菜、果物、海草、大豆などの植物性食品は「アルカリ食品」に分類されます。
人間の体には、体液をほぼ中性(pH7.4)に保つ機能があり、
酸性の物を食べ続けていると
酸の過剰産生や排出低下が起こりやすくなってしまい
その結果、pHが低下する代謝性アシドーシスという、
血液もしくは他の体液の酸塩基平衡が酸性側に傾く状態になってしまいます。
動物性食品を多く摂取する欧米型の食事スタイルは、酸性に傾く傾向があるので
食べ過ぎない、中庸のバランスが大切です。
お肉を食べてはいけないではなく、心の声を聴く
外食産業、スーパー、コンビニ
ちょっと外へ出れば
お肉はあふれています。
美味しいから
食べたいからと
必要以上に
肉を食べる事は体にとって食べた後どんな影響が出るか
感じる事が大切です。
本当は今何が食べたいか。
口だけで美味しいと感じるだけではなく
おなかに入った後
どんな感じか感じてみましょう。
もたれていないか、胃が重くないか
体がだるくないか
そんなことを感じながら
ストレスを感じないで楽しく食べるにはどうしたらいいか
自分にあった食べ方を見てみるといいですね。
基礎講座では
このような自然の流れや
食べ物から感じられる陰陽を実際に体験し感じながら講座を進めています。
肉、魚の食べ方も教えています。
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