Contents 目次
春の体を温めてデトックスには「よもぎ」
温活料理教室のあおきえみこです。
今回は春になる土手や河原に生えてくる野草!「よもぎ」について
春はデトックスタイム
春になって温かくなると
寒い時動かなく体に溜め込んでいた時期から
デトックスタイムに変わります。
冬に溜め込んだ余分なものをドンドン出して、体を軽くしていきたい時期になります。
体を温めデトックスしてくれる食材は「よもぎ」
春のデトックスを助けてくれ
野草の中でも体を温めてくれるのが「よもぎ」です。
春の野草を食べることで、体のめぐりを良くしてくれて
体にたまった余分なものを出してくれるのです。
美味しいだけでなく、浄血と造血のめぐみをくれる、
そんな野草が生えて来てくれる春には、自然の温かさを感じます。
よもぎの薬効
ヨモギは漢方薬にも使われ、漢方名は「艾葉(がいよう)」と言います。
『病を艾(おさ)める』つまり『病を止める』という意味から「艾葉(がいよう)」
という名がついて、お灸に使われるもぐさもヨモギの一部です。
体をお腹をポカポカにしながらデトックスしてくれます。
ヨモギの葉を乾燥させて、袋に入れてお風呂に入れると
芯からポカポカしてきて、冷え性だった私もとっても温まりました。
よもぎを採取する春という季節
春、よもぎは体を温め、寒さを取り、痛みを取り、気のめぐりを高め、
血を作り、血行を良くしたりしてくれます。
春は植物が発芽して、土から芽が出てくるように、人間も活動力や、デトックス力が高まります。
デトックス力の高い肝が頑張っている季節。
少しずつ温かくなりますが、
朝夕の冷えを感じやすく、春一番といわれるように風が強く吹き、
寒かったり暑かったりと気温の変化も不安定な季節です。
だからデトックス力が弱く、めぐりが悪いと冷えやすくなってしまう季節です。
もともと女性は冷えやすい
女性は陰陽では「陰の生き物」
男性と比べると筋肉の量も少なく、身体に潤いが多く、冷えやすい傾向にあります。
身体が冷えると血行不良が起こりやすく、女性特有の冷え症、生理痛や生理不順、
PMS、むくみなどトラブルを男性よりも起こしやすいのです。
そんな肝の働きを助けてくれるのが「よもぎ」
自然の力をギューと詰めて!
今回は、そんなヨモギを使った美味しい草もちの作り方をご紹介します。
春にはいつも食べたくなる「草餅」
今回はなめらかやわらかレシピです。
草もちのもちは、体を温め、胃腸の働きを高めてくれ
よもぎは余分な水分(湿邪)を除き、消化器官を回復させる作用があります。
春少し暖かくなってきた季節
よもぎを食べて、体の冷えに気をつけていきましょう。
体を温めてデトックス力、免疫力アップ!なめらか草もち
〈材料〉
15個分
<生地>
・上新粉 300g
・上新粉用の熱湯 約300g
・白玉粉 200g
・白玉粉用の水 200g
・ゆでよもぎ 80g
・きなこ 適量
・あん 200g
【ポイント】
※よもぎ餅やお団子は、上新粉と白玉粉を混ぜて使います。
上新粉は米の粉で歯切れが良くなり、白玉粉はもち米で、もちもちなめらかな食感になります。
今回はなめらかやわらか食感で、上新粉:白玉粉が3:2になります。
草もちの作り方
1. よもぎを準備する
水を沸騰させ塩を加え、よもぎをゆでます。
柔らかくなったよもぎは、水にさらし、細かく切り、すり鉢や、フードプロセッサーなどで細かくします。
よもぎが手に入らない場合はよもぎパウダーもあります。
2. 生地を作る
上新粉と白玉粉を別々のボウルに入れます。
白玉粉には水を、上新粉には湯を加え、都度よくこねてください。
上新粉と白玉粉をこねたものを合わせて、もう一度よくこね混ぜます
生地を分けていきます。
(生地を小さくして火の通りを良くして蒸すと、早く蒸し上がります)
3. 蒸す
蒸し器を沸騰させます。蒸し器にさらし布をのせ、その上に生地をのせ、布をかけて蓋をします。
強火で15~18分ほど蒸します
よもぎをのせて、3分程蒸します。
4. 生地をこねる
餅が蒸し上がったらボウルに入れます。
ヘラやすりこぎを使い、もちをこねます。粗熱が取れたら、手でさらにこねてください
※餅は非常につきやすいため、手水(湯冷まし)を使いながらこねていきます。
良く混ざったらまるめていきます。
4. あんを包む
あんを20gに4つ分、丸めておきます。もちも4つに分割し、丸めておきます。
もちを手のひらで広げ、その上にあんをのせ、生地を閉じます。
温活ライン登録
温活情報
教室情報をいち早く発信しています。
温活無料メールレッスンはこちらから
この記事へのトラックバックはありません。