おいしい野菜を購入したのに
野菜がすぐに傷んでしまうと悩んでいませんか?
自然栽培や農家さんから購入して、上手に保存しておいしさや新鮮さをキープしたいですよね。
今回は、正しい野菜の保存方法について解説します。野菜の保存法を知っておけば、腐らせることがなくなり節約にもつながります
まずは、野菜を保存する上で大事なポイントをご紹介します。
Contents 目次
①野菜それぞれにあった温度で保存する
野菜を保存する際には、それぞれの野菜に適した温度環境を考慮することが大切です。
例えば、根菜類は常温保存が最適で、直射日光を避け、風通しの良い場所で保管するのがおすすめです。
一方、トマトやきゅうり、ナスなどは日光を好むため、乾燥や低温に弱いです。
これらは常温または野菜室での保存が適しています。
また、葉野菜は傷みやすいため、ラップで包んで冷蔵保存するか、すぐに使い切れない場合は冷凍庫で保存しましょう。
②下処理を忘れない
野菜を長持ちさせるためには、下処理をしてから保存することが重要です。
根や皮に汚れがある場合は丁寧に洗い、湿気に弱い野菜は水気を拭き取ります。
直射日光に弱い野菜は新聞紙で包んだり
また、腐食が始まりやすい部分はカットして保存し、使いやすい分量に小分けすることもおすすめです。
野菜の種類や用途に応じて使い方を工夫して保存しましょう。
- 冷蔵庫での保存:
- 冷蔵庫内の野菜室や下段が最適です。
- 野菜ごとに最適な保存温度が異なります。
- 根菜類(じゃがいも、にんじん、さつまいもなど)は湿気の少ない環境で、7〜10℃が適しています。
- 葉物野菜(ほうれん草、レタス、ケールなど)は湿度が高い環境で、0〜4℃が適しています。
- 多汁系野菜(キュウリ、トマトなど)は冷蔵庫の野菜室で保存します。
- 湿気の調節:
- 湿気を好む野菜は、保存容器に濡れたキッチンペーパーや布を敷いたり、ビニール袋に水滴を残したりします。
- 湿気を嫌う野菜は、乾燥した状態で保存します。
- 通気性の確保:
- 通気性のある容器やメッシュバッグを使用することで、野菜が蒸れずに新鮮さを保ちます。特に、葉物野菜は通気性のある袋に入れて保存します。
- 適切な保存場所:
- 野菜は直射日光や高温の場所から遠ざけます。冷蔵庫内の適切な棚や、暗くて涼しい場所に保存します。
- 凍結保存:
- 一部の野菜は凍結保存しても質を保つことができますが、適切な準備が必要です。
- 凍結前に野菜を適切に洗って水気を拭き取り、密封容器に入れて凍結します。
- 凍結によって一部の野菜の食感や風味が変化することがあるため、注意が必要です。
野菜を冷凍保存するコツ
・水分を取り除く
・空気に触れさせない
・急速冷凍する
・食べる時は加熱調理がおすすめ
・保存期間は長くても一カ月
また、空気に触れると品質が落ちやすいため、ラップでぴったりと包んだり、フリーザーバッグなどの保存容器に入れたりして空気に触れないようにします。
おいしさを保つには素早く冷凍することも大切。
野菜はなるべく平らにして、熱伝導の良い金属トレイなどを敷いて冷凍すると効果的です。
冷凍した野菜を食べる時は、自然解凍だとドリップと呼ばれる汁気が出て味や食感が悪くなりやすいため、凍ったまま加熱調理がおすすめです。
保存期間は長くても一カ月を目安に、早めに食べ切りましょう。
生のまま冷凍できる野菜
- しめじやエリンギなどきのこ類
- トマト
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
- しょうが
- にんにく
- 大根おろし
- 長芋のすりおろし
ネギやしょうがなどの香味野菜や、大根おろし、長芋のすりおろしも生のまま冷凍できます。
加熱してから冷凍できる野菜
- アスパラガス
- いんげん
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
これらのポイントを実践して、野菜をおいしく長持ちさせてみましょうね。
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