冬は特に柔らかく煮た大根
美味しい時期です。
そんな大根
レシピによっては
下茹でをしたり
しなかったり
そもそも大根って
なんで下茹でしなくてはいけないのでしょう。
それは 大根の「あく」苦みをとる為・・・
なのですが
すべて下茹ですることはないのです。
だって
煮物だって煮るの大変なのに
下茹でしなくては出来ないなんて
言われたら
煮物作るの
遠ざかってしまいますよね。
だけど
下茹でには
意味があります。
下茹で
することによって
実は
野菜が持っている旨味や甘味が引き出され、
上品な味に仕上がるのです。
特に米のとぎ汁
いつも知らない間に流している
とぎ汁が
野菜をおいしくする
魔法の水に
大根を米のとぎ汁で茹でると
野菜から出たアクを包み込んで、繊維の中に再び戻るのを防いでくれるため
大根が
苦みのない甘くすっきりした味に仕上がるのです。
家庭の料理で
捨ててしまうものがちょっとしたひと手間で
【料亭の味】に
キャー嬉しい。
でもあく抜きしなくてもいい場合もあります。
まずは
畑でとれたばかりの大根
これにはアクがまわっていませんので、下ゆでせずに、そのまま煮ても大丈夫。
そして、とれたての野菜は甘味が強く、
下ゆでせずに生のままの方が美味しい場合があり、
栄養価が湯に流れ出ない分、高くなります。
でも
なかなか採れたてなんて
そして
とぎ汁流してしまったなんて
そんな場合は「生米や米ぬか」を湯に少量加えても大丈夫。
そして
米のとぎ汁で下ゆでした大根には、
とぎ汁のにおいが残りますので、
水で十分にさらして余分な臭みを取りのぞいてください。
大根は、辛味成分のアリルイソチオシアネートが
熱することによって辛味が低下し、逆に甘みが増します。
さらに抗酸化作用も生食より効果が高まると言われています。
大根のおでんや大根の煮物はやわらかくて
甘みを感じやすいので女子には嬉しいですよね。
是非寒い時はゆっくり煮た大根食べましょう。
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