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免疫力アップ!大豆食べ過ぎは冷える、栄養士が伝える大豆の食べ方
温活体験会開催しました。
今回参加してくれたのは
ずっとお仕事を頑張っていた
50代のクライアント様
40代を超えたころから
心身ともにだるくなってしまい
仕事は夜遅くまで
家庭では妻として、母として
毎日必死でこなして
家事をやるのは当たり前
肩こりにだるさ
手足の冷え
ストレスもたまる一方
体重も
子供を産むたびに増えてしまって
代謝も落ちてきてしまったのでは
と、体質改善をしたい
と思って
参加して頂けました。
体験会では
まずは体質診断をしていきます。
中医学では体を支える大切な3要素を
「気」「血」「水」といい
体のバランスを見ていきます。
「氣(き)」
氣は陽に属して、たえずからだや臓器の機能をめぐらせてくれます。
体の動きや機能をささえるエネルギーの源
体を動かしたり、温めたり、体の抵抗力に関係しています。
「血(けつ)」
血は陰に属して血液の事を示します。
血はさらさらしていてからだの隅ずみまで巡るのがよく全身を巡り体に栄養と潤いを与えます。
また精神を安定させる働きもあります。
「津液(しんえき)」
津液とは陰い属しとは血液以外の水分、
汗、涙、リンパなどの体液の事で、水分代謝に関係しています。
体液のめぐりがわるくなったり
体内の水が処理しきれなかったりすると
水がからだの細胞などにたまり、むくみなどを引き起こしています。
気・血・津液に過不足がなく、滞りなく体内を巡っていることで
健康な状態が保たれていますが
人によって症状は様々。
まずは自分の体質感じてみるといいです。
そして、それぞれ食材には
体を温める性質をもつものがあれば
体を冷やす性質を持つものがあり
古代から長年の経験により分類されています。
体の冷えた症状にある食べ物が原因だったりします。
そんな何気なく毎日食べている物
冷え症チェック致します
今回食べ過ぎていたのは
大豆
体に良いと思って
水煮大豆サラダ
冷奴
納豆
豆腐サラダ
豆乳ドリンク
など毎日摂取していたそうです。
大豆の栄養
豆は畑の肉とも言わるほど、たんぱく質と脂質が豊富です。
たんぱく質
大豆(乾燥)の約30%はたんぱく質です。
この大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。
大豆サポニン
・サポニンとレシチンという栄養素が含まれ、血中コレステロールの低下作用、
肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。
骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン
といった多くの機能性物質が含まれています。
摂りすぎは冷えに注意!
大豆はとっても栄養価の高い食材ですが
大豆、豆乳、豆腐など、未発酵大豆製品は陰性でアルカリ性食品になり
カリウムを多く含んでいます。
ミネラルの一種であるカリウムには、体を冷やす作用があります。
利尿作用があり、体内の塩分を外へ排出するとともに熱も放出するためです。
体を冷やしやすくしてしまうので、特に冷え性の方は気をつけましょう。
大豆は栄養阻害物質を含む
野菜などにアクがあるように
大豆にも栄養阻害物質と言われる反栄養素があります。
・ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)
甲状腺機能を低下させ、心臓の活動が減退し、細胞への酸素供給不足(ガンの主因)をもたらします。
・フィチン酸塩
ミネラル(亜鉛、銅、鉄、マグネシウム、カルシウムなど)が水に溶けにくくなり、腸からの吸収を妨げます。
反栄養素は
水に浸ける事により水に移ります。
大豆を醗酵して害をなくす
日本人は、歴史の中で、その毒性をできるだけ除外しながら、
大豆の栄養素を効率的にとれる方法を見つけ出しました。
それが「発酵」
昔の人は、大豆の危険性を体験的に知っていて
塩の【陽性】と混ぜ合わせ
しっかり醗酵させて、味噌・醤油など、大豆発酵食品を作り
毎日摂取してきました。
煮豆を作る時も、昆布やごぼう、人参、れんこんなどの【陽性】の根菜を一緒に炊き合わせて作っているのも
昔ながらの知恵ですね。
大豆は食べ過ぎ注意
大豆は浄血作用を持ち、血流を良くしてくれるのですが
食べ過ぎると
氣がつまり 痰が出やすくなったり
体が重くなったりします。
消化が悪いので
冷え性の方や
腎が弱い方はあまり適しません。
ホルモンバランス
大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きがあります。
イソフラボンの摂りすぎは女性ホルモンバランスの乱れにつながりかねません。
ホルモンバランスが乱れると、肌荒れや月経異常、自律神経の不調などを引き起こしてしまいます。
女性にとってホルモンバランスはとても大事なので、大豆イソフラボンの過剰摂取は避けましょう。
冷え症に納豆 注意点
納豆には、たんぱく質やカルシウム、ビタミンや鉄分など、いろいろな栄養素がバランスよくたっぷり含まれています。
私も納豆は好きで毎日食べたくなるのですが
ちょっと注意点が
納豆は短時間醗酵の為、昔ながらの天然の納豆菌で作った物より
陰性になります。
食べる時は、毎日ではなく、ねぎやからし、醤油など体を温める食材を加えて
食べ合わせを大事にしてくださいね。
まとめ
大豆は栄養価も高い食材ですが
大豆は冷えやすい食材
組み合わせや調理法に注意して
楽しんで
食べ過ぎない様にして
免疫力上げていきましょう!
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