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からだを温める食事 どんな食事法がいいの
体温を上げて免疫力をアップさせる
温活セラピストのあおきえみこです。
世の中にはいろいろな食事法があります。
菜食に
肉はダメ
反対に肉食がいい
糖質は食べない方がいい
いったいどんな食事法がいいのか
わからなくなってしまいます。
からだを温めるには
どんな食事法がいいのでしょう?
まずはどんな食事法があるのか上げていきたいと思います。
農林水産省の「食事バランスガイド」
「食事バランスガイド」は、
毎日の食事において何をどれだけ食べたら良いのかをわかりやすく示すために、
「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」をコマの絵にして表現したものです。
1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいかを考える際の参考にしていただけるよう、
食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。
健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された
「食生活指針」(平成12年3月)を具体的に行動に結びつけるものとして、
平成17年6月に厚生労働省と農林水産省が決定しました。
栄養学を勉強した時は給食や献立
こちらを基準で献立を作っていた時がありました。
栄誉医学では
食べ物を栄養素でみているので
冷えるか、温めるかでは見ていません。
だから寒い冬でも
からだを冷やすと言われている
生のトマトレシピも出てきます。
(画像引用:「食事バランスガイド」について:農林水産省)
マクロビオティックとは
マクロビオティック(Macrobiotic)は、古代ギリシャ語で大きい、長い、と言う意味を持つ「マクロ」、生命「ビオ(バイオ)」、術「ティック」が合わさり、大いなる生命の術と言う意味です。
マクロビオティックなんていうので海外からの物かと思っていましたが
日本で生まれたもので、桜沢如一氏が1930年代以降に提唱した手法です。
従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法で、思想や哲学も含まれます。
日本の伝統的な健康食、長寿法を意味すると共に、中国由来の食の陰陽バランスを組み合わせてあります。
玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事で
身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学や思想を持っています。
私も学ぶ前は、どんな食事法なのだろうと
不安もありましたが
陰陽を元に、食事のバランスの取り方をわかりやすく伝えている食事法でした。
そして、陰陽表から見て、体が冷える食品は控えましょうという考え方です。
動物食を禁じてはいませんが、動物性や砂糖の過剰摂取は血液を汚すと言われ
月数回程度になっています。
マクロビオティック的陰陽なので
大きく2つに分かれており、わかりやすいので伝えやすいです。
(画像引用:https://lima-cooking.com/
(画像引用 http://joshi-spa.jp/?attachment_id=253125
自然療法とは
私は義父が病気になった時に自然療法なら東城百合子先生、と言われ
あなたと健康社に通った事を思い出します。
東城先生、強く温かい先生でした。
東城百合子先生は、自然食・自然療法の大家として知られていて
自然食品店30年のオーナーも昔から学んでいた食事法です。
昭和17年、当時日本の栄養学の草分けだった佐伯矩博士に師事、栄養士となり
昭和24年に重症の肺結核となったが、自然療法によって自ら病気を克服されました。
先生がよく話していましたが
結核になって栄養学を忠実に実践したにも関わらず、自分の病を治すことができなかったが
先生の経験から
玄米と野菜、野草、海藻中心のごく単純な食事によって
死にかけた結核から命を救われたとお話され
栄養学や西洋医学は参考にしつつ、
まずは自然に帰り、自然の命を学び、自分の体をもって自然の力を知ることの大切さや
自然の一部として生かされていることに感謝し、
日本の伝統的な食生活や生き方を大切にしている食事法です。
この本は家庭ですぐ使える自然療法がたくさん掲載されていて
家族のケアにとても役に立っています。
まずはお家でどんなことができるのだろうか
そんなことを伝えてくれて
当教室でも基盤とさせていただいています。
薬膳とは
薬膳とは中医学理論に基づいて食材、中薬と組合せた料理であり、栄養、効果、色、香り、味、形など全てが揃った食養生の方法で
「膳」自体に「料理」の意味が含まれています。
薬膳で基本となるもう1つの考え方に「五行」があります。
五行とは、自然界に存在する物質を「木・火・土・金・水」の5つの性質に分けたものです。
食材には体を温めたり冷やしたりする性質(五性)があり、5つのグループに分類されます。
体を温める「温性」、体を極端に温める「熱性」、体を冷やす「涼性」、体を極端に冷やす「寒性」、体を温めも冷やしもしない「平性」です。
これらは、
五臓(肝・心・脾・肺・腎)
五腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)の体の機能や生理機能から、
気持ちや 色、味いろいろ分かれています。
五志(怒・喜・思・悲・恐)の情緒
五気(風・熱・湿・乾・寒)の外気
五色(青・赤・黄・白・黒)の色
五味(酸・苦・甘・辛・鹹)の味
五性(寒・涼・平・温・熱)の性質
五根(目・舌・口・鼻・耳と二陰)の感覚機能
五支(爪・顔面・唇・毛・髪)の五臓の症状
五体(筋・血脈・肌肉・皮・骨)の体の構成要素
五液(涙・汗・よだれ・はなみず・唾)の体液
五季(春・夏・土用・秋・冬)の季節
五方(東・南・中央・西・北)の方角
など個々の状態やタイプでバランスを見ていきます。
そして薬膳の基本
体質を知る 「氣・血・水」
「氣・血・水」とは生命活動を維持するための必要な3つ
体質や健康状態を知る、目安になります。
からだの氣をめぐらせる「氣」
血以外の体液 ためすぎないで出す「水」
全身に栄養を運ぶ体液 栄養を入れる「血」
このバランスが崩れてしまうと
むくみやすくなったり、だるくなったり
そんな身体の目安になります。
冷えもこのバランス
からだのめぐりが悪くなって
冷えてしまったり
水が出せないで溜まりすぎて冷えてしまったり
この3のバランスを整えていくのが大事になってきます。
お互いに大事
私もいろいろ学んできて実践してきましたが
どこを学んでも為になってきました。
自然の力は、自己治癒力を高め、引き出し
今までのからだの歪みや、不調を
見直してくれます。
どれがいいととらわれすぎると
こうでなくてはいけないにとらわれすぎて
玄米を食べなくていけないとか
肉はダメ、甘いものはダメとか
規制に走りがちですが
規制をしてしまうと
自分を苦しめる結果に。
いろいろな目線で観察
何かを一生懸命やっていると
出てくる「壁 」
玄米を食べ続けていたら
胃がもたれてしまったり
便秘になったり
そんな時
玄米がいいだけではなく
からだのめぐりや
出す事を考えてあげたり
寒いのか暑いのか
季節の事を感じたり
他の食材の特徴
いろいろな見方ができれば
こっちやったらいいかもなんて
アイデアも出てきます。
だからこそ
その時の自分を感じて
命のありがたさを感じて
からだを整えて行けたらと感じます。
自分の生命には
命のバランスを整えたり
自分で治す力があります。
まず大事にすること
そんな時まず大事にするのは
味覚!
以前の私は
あれを食べちゃダメ
これが悪い
あれが足りない
これを食べないと
なんて情報に振り回されている自分がいて
食べるのがとても苦しかった時があります。
そんな自分を改めて見つめなおしてみた時に
今一番食べたいものは何なのか
おいしいと思う物は何だろう
そんな事を感じるようになり
それを感じて繰り返しているうちに
からだがすごーく楽になってきました。
食べたい物
それが今あなたにとって最も必要な物かもしれません。
頭だけではなく
からだが感じるもの。
そんな食べたくなる栄養素が
実は一番必要な物かもしれません。
そんな自分を感じて
からだのめぐりを良くして
からだ温めていきましょう。
オンライン体験会も開催しています。
お気軽にラインからご連絡下さい。
オンライン体質診断 食事相談も受け付けています。
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