寒い冬、手足の先は冷えているのに顔だけはのぼせるように熱くなってしまって
恥ずかしくなってしまった・・・なんて経験はありませんか?
女性に多いお悩みのひとつ、「ほてり」の原因は。
実は、顔のほてりは温度差に対応できない自律神経の乱れが原因が主です。
冷たい外気に触れていた皮膚が、暖かい屋内に入るなどして急激な温度差を感じると、
急いで熱を放出させるために脳が命令を出し、
皮膚に近い血管(毛細血管)が拡張します。
そうすると、毛細血管が集中しているほおに血液がどっと流れ、赤くほてってしまうのです。
寒暖の差によるほてり自体は身体の正常な反応ですので、しばらくして赤みが引いていけば問題はありません。
しかし、ほてりがずっと続く、
または寒暖の差がそれほど激しくなくてもほてるという場合は、
体温を調節する自律神経の働きが低下し、交感神経に偏っている可能性があります。
その場合は、顔がほてっていても、手足などの末端には血流が充分にいきわたらず冷えていることが多いのです。
顔が熱くなって赤くなるのは、血めぐりがいいのかと勘違いしがちです。
しかし、実は血めぐりが悪い冷え性(冷え症)の人ほどほてりやすいのです。
ほてりは顔などのほてっている部分のみが熱くなっているだけで、
身体全体の循環がよくなっているわけではありません。
ほてっているときに手先や足先を触って見ると冷たい事が多いはず。
さらに、冷え性(冷え症)の人は全身の循環が悪く、
温度差などの変化への耐性が弱く、熱中症にもなりやすい傾向にあります。
ほてりを解消するには、ほてった部分を冷やしても効果はありません。
大切なのは、まずは自律神経の乱れを整えることです。
そのためにはリラックスした生活を送り、
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