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大根見た目は普通なのに
切ったら中に黒い点々が
なんて事はありませんか?
大根
煮物にサラダにきんぴらに漬物に
味噌汁に
万能野菜、我が家でも毎日登場する野菜です。
でも
大根購入して
切ってみたら
あらっ
中が黒い
なにこれ、傷んでいるのなんてありませんか?
これは
気温が暑いと発生しやすくなる病気の一種
ダイコンバーティシリウム黒点病
バーティシリウム黒点病とは
大根を栽培している時は症状がわからなく
収穫期になって発病に気付くことが多いそうなので、
農家さんにもわかりづらい病気。
表面上には分からないのですが
切ってみると
出典tomononekko.blog83.fc2.com
黒い筋が放射状に出ていたり
一部が黒ずんでいたりしています。
原因は土壌中のカビ(糸状菌)
気温が温かい時期に出やすいそうで
今年は特に梅雨が短かく
急に暑くなってきた為よけいに出やすくなっているそうです。
原因はカビですが、
大根自体がカビているわけではないので
食べても大丈夫です。
しかし、食感が固くがりがりしていたり
見た目も加熱したら変わるなどというわけではないので、
取り除いて調理した方がいいかもしれません。
私はその部分だけ取り除いています。
農家さん一生懸命育てた野菜
食べられるところを大切に使いましょう。
そんな時におすすめ
大根おろし
黒いところを取ってすりおろし
この大根が
免疫力を高める食材の一つになります。
豊富なビタミンと消化酵素をあわせもつ
台所薬局といった野菜。
大根の栄養成分
ビタミンA、ビタミンC、食物繊維(リグニン)、ジアスターゼ(アミラーゼ)、フラボノイド
大根の主な栄養成分(可食部100gあたり)
カリウム・・・230mg
カルシウム・・・24mg
ビタミンC・・・12mg
葉酸・・・34μg
食物繊維・・・1.4g
大根のジアスターゼ(アミラーゼ)が消化をサポート
大根には、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼや、
グリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、
食物の消化を助けるとともに
腸の働きを整えてくれる効果があります。
また、昔から焼き魚に大根おろしなんて添えていませんか。
大根には魚の油の解毒作用も
血液を粘らせている過剰なたんぱくを分解
血液を粘らせている過剰なたんぱくを分解・消化する酵素もあるので
腎臓の機能が正常に戻り
むくみ解消。
病気を悪化させるウィルスや、アトピーのかゆみの原因にもなっている
過剰タンパクを消してくれる効果も期待できます。
そんな大根を使った最適デトックスドリンク
夏に来そうな、胃痛、胃もたれ、胸やけ、お腹のはり、便秘、下痢など消化不良による胃腸の諸症状。
動物性タンパク質やニコチンの解毒・分解にも効果があります。
また、アトピーの改善に効く伝統的な民間療法のひとつでもあるそうです。
[昔から伝わる伝統的な民間療法]http://atopy100days.com/?p=205
第一大根湯
大根おろし…大さじ3
生姜のすりおろし…小さじ1
醤油…大さじ1
熱い番茶(またはお湯)…2カップ
熱いうちに飲みましょう。
冷房による冷えにも
飲むと身体の中からポカポカしてきます。
ただ
貧血、虚弱体質の方は醤油を多めに飲むといいです。
暑い夏だからこそ
冷たい物を食べて、クーラーにかかって
かえって冷やしすぎが気になってしまう夏
夏においしいアイスクリームや、
南国の果物、冷たいデザートなど、
身体を冷やして体を緩めるものを食べ過ぎると、腸がゆるんでしまいます。
すると腸の蠕動運動を鈍くしてしまう原因になり
便秘症状を引き起こすことに
そういった面でもこの「第一大根湯」は、
腸を引き締めて便をを出す力を取り戻してくれ、中から身体を温めてくれます。
また、大根おろしに紫蘇、生姜、ごま、雑魚を混ぜて、しょうゆで味付け。
消化、カルシウム補給の一品になります。
夏こそ
冷やさない事を心掛けましょう。
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