栃木県温活料理教室の青木恵美子です。
メリークリスマス
今年のクリスマスはいかがお過ごしですか?
我が家では
シュトーレンを友人に配り
家族のクリスマスは
みんなの集まる27日にしようという事で
今回はきりたんぽ鍋にしました。
Contents 目次
クリスマスパーティ不安を感じてしまいました
今回友人にクリスマスのお話を相談されました。
クリスマス
家族みんなを楽しませる為に
朝からケーキを作ったり、チキンを焼いたり
いろいろ一生懸命準備をしていたのだけど
お母さんは家にいるとやる事たくさん、
洗濯ものだってあったり
かたずけ
掃除に準備
一生懸命家族の為にと思ってがんばって
やっていて
ふと家族を見たら
旦那は漫画を読んでいて
子供達はゲーム
こんなに一生懸命やっているのに
家族は全然手伝ってくれない事に気が付いて
彼女は頭がプチプチ
怒り爆発してしまったそうです。
せっかく楽しいクリスマスが
険悪ムードに
固まってしまった子供達
そんな中子供達が言った一言
「お母さんそんな頑張らなくてもいいよ」
「それよりもお母さんの怒った顔は見たくない」
「それにすごい料理期待していないから」
と言われて、
ガーンと思ってしまって
やっぱり料理苦手だし
がんばって作ってみたけど美味しくないのかなと
普段自分の気にしているマイナス面が
どっと出てしまい
自分は出来ない母親かも
とよけいに不安になってしまったそうです。
でも
今の季節そんな
「不安」を感じやすい季節。
そして、22日は冬至、陰性が極まった時期。
24日は陽を生じていく時期
これを陰陽にあてはめてみると
「陰は陽を生じ、陽が陰を生ず」
陰(静かに頑張っていた時)が続くと
たまっていたエネルギー(刺激や緊張感、陽)が、出やすくなってきます。
だから、がまんして(陰)がたまると爆発・・・エネルギーを出す(陽)
家族に嫌われてしまうのでは
などと不安(陰)を持ちやすい時期なのです。
というように溜めすぎると機上の起伏も激しく疲れてしまうので
家族に助けてもらったり
無理しない過ぎないようにしましょうね。
この季節は最もかかわりが深い臓器は「腎(膀胱・腎臓)」
「不安・恐れ」の気持ちにも繋がってきます。
「腎」の働き
また、恐怖や不安の臓器
腎臓は背中側の腰の少し上あたりに位置しており、左右1つずつあります。
「腎像」は生命活動を維持するための「精」の貯蔵庫で、免疫力や防衛力の要です。
その「腎」の働きは、体内の水分代謝コントロール。
体内の水分を蓄え全身に配分したり、尿を作って排泄させることで水分代謝を管理しています。
腎機能が衰えると、尿の出が悪くなり、むくみ、冷え、貧血、下痢などへ繋がったり、
水分コントロールがうまくいかないと
便秘や、夜間頻尿が多くなったり、生殖機能も衰え、婦人科系の症状も見られることがあります。
何か物事に不安を感じるとき
まずは【腎】が冷えていないか、感じてみましょう。
【水分調整】が大切
お風呂の温かいお湯も、
時間がたつと下が冷たくなるように、循環が悪くなると
体内で冷えた水も下半身に蓄積して足腰を冷やしてしまいます。
クリスマスパーティなどで、ジュースやお酒の飲みすぎなど
足がむくみやすくなったり、足の冷えを感じやすくなったら、
水分摂取に気をつけましょう。
体質で異なりますので、1日おしっこの回数で5~6回を目安にしましょう。
「腎」が疲れた時はこんにゃく湿布
最近夜眠れない、不安を感じる、手足が冷えるなどの症状がある時、
1日の中で「冬」に相当するのが「夜」になります。
寝る前にゆっくりお風呂に入って「腎」を温めましょう。
そして、寝る時にこんにゃく湿布で腰のあたりを温めるととても気持ちいです。
「腎」の働きが良くなり、ぐっすりと眠れます。
こんにゃく湿布とは
温めたこんにゃくを使って、主に「腎臓」「丹田」「肝臓」を温める療法です。
内臓を物理的に温めることで、血流が良くなり、代謝も上がって、良く眠れます。
こんにゃくを使うのは?
こんにゃくは、食物繊維とカリウムの塊。強い陰性の食品です。
また、おせちの煮物でも食べるように、
「砂払(すなはらい)」と言って、
昔からカラダの毒素を出すのに使われていました。
こんにゃく芋は、成長するのに3年以上かかり、大地のエネルギーがギュッと詰まっているので特に毒を出す力がすごいのです。
また、やってみるとわかりますが
温めたこんにゃくは、カイロのように乾燥した熱と違って、
湿った熱を発することから、乾燥することもなく、しっとり、体の芯まで温まってきます。
■こんにゃく湿布
【用意するもの】
・こんにゃく(できれば2枚)
・フェイスタオル6枚
・冷たいタオル
・鍋
(1)こんにゃく二丁をぐつぐつ10分程茹でます。
(2)やけどに気をつけながら、一丁ごとにハンドタオル2、3枚で包みます。
(かなり熱くなるので、トングなど使って下さい)
(3)タオルで包んだこんにゃく(気持ちいい温度になるようにタオルを巻いて)を
右の脇腹(肝臓)と下腹の上(丹田)に30分置いてカラダを温めます。
(4)次に背中の二カ所(※腎臓のある箇所)にこんにゃくを当てて、できれば20分以上腎臓を温めます(気持ちいい温度で、低温やけどに注意)。
※こんにゃくが冷めてきたらタオルを減らして調整します
こんにゃくは、水と一緒にタッパーに入れて保存すれば3回くらい使えます。体内の毒素を吸い取っているので、間違っても食べないように気を付けてください。
これをやると、腰のあたりがすっきり軽くなります。
特に、年末、食べすぎ、飲みすぎて体が重い時特におすすめです。
年末忙しい時間になりますが
温かくしてお過ごしくださいね。
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